Story
アーバンビューグランドタワー夢物語

夢

夢の始まり

「夢は天才である」と語り、夢の力を信じていた世界のクロサワ。映画監督の黒澤明氏が病床で描いた最後のデッサン画から、アーバンビューグランドタワーのモニュメントは生まれました。タイトルは「太陽と月」。広島の街を希望の光が照らす、平和な日々の始まりを物語るような作品です。映画の絵コンテを自ら描き起こし、画家としても知られる黒澤明監督が手がけた唯一の建築デザイン。その貴重な原画がカタチになり、2004年に誕生した広島の新しいランドマークで、未来に繋がる人と街の夢を見守り続けています。

夢を想い描く

アーバンビューグランドタワーとgallery Gが20周年を迎えた、2024年にリニューアルされた壁面ラッピング。原画を描いたのは、広島の若きアーティストGAMONさんです。気持ちを新たに未来へ、そして夢へと歩み出すのに相応しい作品として選ばれました。

どこかエスニックでありながら神秘的なGAMONさんの絵には、幅広い人たちの視線を集める力があります。地域のみなさまにとって、明るく夢のある場になること。広島から世界へ文化を発信する場になることを、壁面から伝えてくれる作品です。

夢に辿りつく

2024年4月、アーバンビューグランドタワーの1階に新店舗オープンしたHair Salon Joule。オーナーの秋本安子さんは、美容師として40年以上のキャリアを持ち、次代の才能を育ててきました。美容に情熱をそそぐ秋本さんとアーバンビューグランドタワーには、不思議な縁があります。

広島グランドホテル跡地に建設されたアーバンビューグランドタワー。この地に姿を現すまでの期間、工事現場を囲っていたゲートには「夢」という文字が大きく描かれていました。黒澤明監督の映画『夢』のタイトルになった文字です。その光景を今でも鮮明に覚えているという秋本さん。「いつかはここで、お店を構えたいと夢みていました」という話を、私たちが知ったのは開店後のことでした。とても不思議な縁を、夢の力を、実感したエピソードです。

夢

夢が集う場所

Hair Salon Jouleオーナー秋本さんの夢がカタチとなった場所でもあるアーバンビューグランドタワーには、その他にもさまざまなショップやレストランがあります。アーティストになる夢をかなえて、gallery Gで作品を展示する人たちもいます。そして、夢のある時間を過ごしたくて、ここに集う人たちがいます。黒澤明監督の「太陽と月」のモニュメントが見守るこの場所で、いくつもの夢が繋がっていき、地域のみなさまと共に輝く未来を創造することが、私たちの望みです。